【第11話】高専生活はゲームと共に
目次
はじめに
この記事は【Nara高専】僕たちの遺言集 Advent Calendar 2019の11日目の記事です。僕のような高専で特に何もしていなかった陰キャに対し、企画に参加する権利を与えてくれたことを大変うれしく感じています。この記事の他にも沢山の記事が投稿されていて、どれも非常に面白い内容なのでぜひ読んでください。高専生の生態がよく理解できると思います。
今回は「高専生活はゲームと共に」というタイトルで、僕が高専に在学していた5年間をどのように過ごしていたのかを、ただ書き連ねる内容となっています。あまり面白いエピソードはないので、期待せずに読んでください。
高専生としての安息コウ
僕のTwitterを見ている人でも僕が高専で何をしているのかはあまりよく知らないのではないでしょうか。なので高専で何をしてきたのかを簡単に紹介しようと思います。僕のTwitterをフォローしていない人はフォローしてください。今すぐに。
高専での経歴
1年~ : 学生会執行部役員補佐
2年秋~3年夏 : 学生会執行部副会長
3年秋~ : 無所属ぼっち陰キャ
(もっとなんかあるやろ…)って思った方もいるかもしれませんが、申し訳ないことに他に書くことがありません。恥の多い高専生活を送って来ました。このせいで大学受験時の面接で言うことが無く詰みかけていました。まぁ受かったんで良いんですけどね。
じゃあ5年間ただ寝ていただけかというと、そうではなくって、PCゲーに時間とお金を捧げていました(音ゲーとかTRPGとかにも捧げましたが今回は割愛)。次章からはPCゲーのことについて書いていきます。
ゲームに捧げた時間と金
僕が5年間で主にプレーしたゲームは4つです。
・World of Warships (以下WoWsと表記)
・PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS (以下PUBGと表記)
・Hearts of Iron IV (以下HoI4と表記)
・Rainbow Six Siege (以下R6Sと表記)
この4つになります。特にWoWsとR6Sにはかなりの時間を食いつぶされました。では具体的に何時間ゲームに使ったのかを計算してみましょう。
ゲームに捧げた時間
総プレー時間を計算しよう!
PUBG、HoI4、R6SはSteamで買ったゲームなのでプレー時間がライブラリに書いてあります。確認すると以下のようになりました。
PUBG : 600時間
HoI4 : 320時間
R6S : 1900時間
WoWsに関しては正確には確認できませんが、総マッチ数と1マッチあたりの所要時間から計算すると、2300時間くらいという結果になりました。
この4つを合計してみましょう。
600+320+1900+2300 = 5120
5120時間もゲームしてたんですって。24で割ると213.3333...という感じになるので213日間くらいですね。高専生という身分で生活しているのは1700日くらいなので、高専生活の大体12%くらい(1日平均3時間)をゲームに使っていますね。この事実に自分でも驚きました。
どうしてこんなプレー時間になってしまったのか?
どうしたらこんなにプレー時間が増えてしまうのか、それは単純で毎日毎日欠かさずにゲームをする。ただそれだけになります。
僕が本格的にPCゲーをはじめたのは2年生の1月からで、そのあたりからは毎日Discordで分隊を募集してはゲームをしていました。テスト前日でも、レポート課題が出されていても、バイトのシフトが夜まで入っていても、絶対に1日1回はゲームを起動していました。
休日は朝9時に起きて夜1時に寝るまでご飯とお風呂以外はすべてゲームなんて日もかなりありました。
4年生の夏休みは特にひどく、クラスメイトがインターンに行っていても自分は行かず家でゲームをし、クラスメイトが合宿免許を取りに行っていても自分は行かず家でゲームをしていた結果、50日あった夏休みのうち外に出たのは5日くらいという結果になってしまいました。陰キャの極み。
以上がゲームに5120時間も捧げてしまった過程になります。楽しい生活でしたが、良い子は真似しないほうがいいと思います。
ゲームに捧げた金
PCゲーはあまりお金を使わずに楽しむことができる良い趣味だと思っています。実際にPUBG、HoI4、R6Sは買うとき以外はお金を使っていません。しかし、WoWsは違いました。お金を払ってアカウントをプレミアムにすれば多く経験値が貰え、お金を払えば強いキャラ(例:Belfast,Loyang)が買えるゲームでした。16歳,17歳の僕はお金をつぎ込んでWoWsをプレーしました。その結果がこれです。
全部足したら...
20万円
16歳にしてはかなりの額をWoWsに捧げていることがわかりますね。これだけの額を課金してもいいと思えるほど、僕にとってWoWsは楽しいゲームでした。今でもよい思い出です。流石にもうこんなにゲームに課金しようとは思いませんが、後悔はしていません。
ゲームのために捨てたモノと失ったモノ
僕のゲーム欲が原因で捨ててしまったモノ、失ってしまったモノがそこそこ沢山あります。いくつかを選んで紹介したいと思います。反面教師にしてください。
- 学生会会長の立場
学生会会長は、毎年秋の学生総会での選挙によって承認されていました。そして大体の場合、2年秋から3年生にかけて副会長をしている人物が会長として立候補します。僕もその立場でした。なので何事もなければ、僕は会長となるはずでした。
しかし当時の僕は会長をやりたくなく、ゲームする時間を増やしたいとも考えていました(会長をやりたくない理由は他にもありますが割愛します)。3年生になった春あたりからそう考えていましたが、中々言い出せずにいました。そして10月になってしまい、学生総会の1週間前になってから伝えました。もっと早く伝えていればよかったと思います。「学生会執行部を辞めます!!」と当時の会長に伝え、同学年のK君に会長を押し付け、学生会執行部を辞めました。学生総会の関連書類を完成させていた後輩にはキレられました(キレながら書類を床に叩きつけている様子はめっちゃ怖かったです...)。
ゲームをしたいがために学生会会長という立場を捨て、部活をやめてしまって本当に申し訳ないことをしたと思っています。ごめんなさい。
以上が、僕が学生会会長の立場を捨ててしまった経緯です。
会長になる予定の人が1週間前に執行部を辞めるのは過去に前例のない大罪でした。今、副会長をやっている2年生の方はこういうことはしないようにしましょう。
- 成績と推薦
これも3年生前期での話です。当時バイトと部活とゲームで時間を消費していた僕は、3年前期終了時点で成績を2年生の最終成績から8点も落としました。反省した僕はバイトと部活を同時にやめ、無事3年生終了時には-4点くらいまで戻しました。この時は成績が落ちたことをそんなに気にしていませんでした。
そして5年生になり、受験のために今までの成績の平均点が出されました。僕は専攻科に推薦で受験しようと思っていました。そのためにはクラスの推薦希望者の中で成績上位6番に入らないといけませんでした。僕は0.3点差で7番目になってしまい、専攻科の推薦から漏れてしまいました。3年生の時にゲームばかりやらず、成績維持していれば6番目に入れそうな結果だったのでちょっと後悔しました。
今、推薦で専攻科に行きたいとぼんやり考えている下級生にアドバイスです。ちゃんと勉強して成績を上げたほうがいいです。0.1点単位のシビアな点数差でクラスメイトに負けますよ。
以上、あまり勉強しなかったゲーム依存症からのありがたいお言葉でした。
- 彼女
これは4年生春の話です。ゴールデンウィークに彼女とデートをしている時、ついうっかり「ゲームしたいな…」とボソッと呟いてしまいました。それが約半年間付き合った彼女との最後のデートになりました。「ゲームしたいな…」という一言だけが別れた原因ではないですが、別れるきっかけになってしまいました。
皆さんはこのようなことがないよう、発言と行動には気を付けましょう。
他にも僕の手から離れていったものはありますが、このあたりで紹介を終わります。
おわりに
ゲームに関してならもっとたくさん書きたいことはありますが(他人のチームを乗っ取って自分のチームを作った話、HoI4やってる時は不謹慎な発言しがちな話等々)、今回はこれで終わりにします。
ゲームに対してネガティブな思い出ばかりになってしまいましたが、ゲームをするのは良くないと言いたいわけではありません。たとえゲームをしていなくても、僕はおそらく同じような過ちをしていたと思います。この記事を読んでくださったみなさんは、現実に影響が出ない程度に楽しくゲームをしてください。そして僕もまだまだゲームをやり続けます。
また、良い思い出も沢山あるので、そのうち記事にしたいと考えています。
最後までお読みいただきありがとうございました。